はむ vol.1
- イベント概要(Instagramより)
「食べる」は、バクバク、パクパク、...
「喰む」は、はむ..はむ..
量より質が大切で、ゆっくり味わいながら命に繋げる食べ方です。
草を喰む動物たちはそんなこと考えてはいないかもしれませんが、 私たちにはそんな食の時間が、この先も必要なのではないでしょうか。
岡山県西粟倉村のパティスリー、小林菓子店の敷地内にある 空き田んぼとテラス席で、「喰む」ための食の定期的感謝祭を始めました。
普段使われなくなった田んぼ。 もしここに、美味しい食事や飲み物を持ち込んで、 空を眺めながらのんびり過ごせたら、只々、気持ちいいことだろう。
四季の移ろいを感じながら、五穀豊穣を祝い、 誰もがのんびり楽しめる時間を作りたい。 本来、素材が実る空間で過ごす、食の時間に何を感じるだろう?
車に乗って過ぎ去れば、感じることなく見過ごしてしまうような、 澄んだ空気、美しい水、季節ごとに表情が移ろう山々の景色、 香りや音色も、立ち止まって感じられる空間を作りたい。 この体験を通して、食と時間、人と空間の関係を見つめる インスタレーションの場になるかもしれない。
そんな想いでこの試みを始めます。